霊峰2座 白山そして御嶽山 No.1
- 仲谷
- 2020年8月13日
- 読了時間: 4分
更新日:2020年8月15日


今年の梅雨も各地で激しく荒れ狂い、また異常に長かったですねえ~。おまけにコロナ騒動は収まらなくて、山行どころではなかったですよね。
6月中旬位から『白山のお花畑を久しぶりに楽しみたい』と、ハクサンフウロやクロユリ、コバイケイソウなどが咲き誇る7月の半ばまでに登ろうと計画をしていましたが、いつまでも天候が不順でした。7月下旬の長期予報でやっと8月3日~6日は天気と出ました。ハクサンコザクラなどは終わっているだろうと思いましたがT氏、S氏と打合せました。せっかくだから白山だけでなく+αにしたいということで、御嶽山にも行こう、となりました。
『8月3日の朝から車で白峰迄行って民宿に前泊。4日の朝は別当出合迄車で行って登山開始。砂防新道を経由して白山室堂で宿泊手続きをしてから荷物をデポして御前峰に登る。時間に余裕があれば大汝峰迄足を延ばして室堂に戻る。5日は観光新道を通って下山。白峰で昼食、温泉で汗を流してから白山スーパー林道を経由して王滝村まで移動、銀河村キャンプ場でテント泊をする(入村は17時で時間厳守とのこと)。6日はテントを撤収後、御岳ロープーエイまで行って一番のロープーエイに乗り御嶽剣ヶ峰に登頂する。御嶽下山後は温泉で汗を流したのちに王滝村の民宿に泊まる。7日はのんびりと門司に帰ってくる。』というものでした。


8/4 7時前には別当出合の駐車場に着いたが既に満車になっている。取り付け道路の端にもずらりと車が並んでいる。何とか駐車をして別当出合休憩舎まで登っていくと市の職員だろうか、登山者一人一人の検温をしている。額で検温をして検温済みのシールを渡される。それを室堂の職員に見せるようにという。中飯場、甚之助小屋、黒ボコ岩と順調に進んで弥陀ヶ原の木道に着き御前峰が見えてくる。この辺りではコバイケイソウやハクサンコザクラの群落が見られたのだがハクサンフウロ、サラシナショウマなどが見られるだけ。13時30分頃室堂に着くとここでも検温を受け、シールを渡される。施設内ではマスクを着用し、マスクにシールを取り付けるように伝えられる。シュラフとマットは持ってきているかの確認をされ、夕食は17時からと言い渡される。すでに14時を過ぎている。とりあえず部屋に荷物を置いて御前峰に向かう。ツズラ折りを登って15時、御前峰に着き眺望を楽しむ。大汝峰や剣ヶ峰そして室堂…。室堂の向こうは別山だろうか。大汝峰まで行って17時の食事時間に食堂に入るのにはちょっと厳しいようなので天柱石、御宝庫まで行って引き返す。夕食はレトルトのご飯とカレーがメイン。お茶もパックを一個のみ。調理はもちろん、お湯も沸かさず。食器洗いもしないでいいようにしているようだ。



8/5 6時から朝食。夕食と同様にレトルトのご飯と袋に入ったレトルトのイワシ味噌煮、粉末の味噌汁、ふりかけ、パックのお茶一個。これがウィズコロナ時代の山小屋の食事になったら少し寂しいなあ、などと思いながら食事を済ませる。キャンプ村の入村時間が気になるので7時前には下山開始。黒ボコ岩から観光新道に入ると『花の白山』の名の通りにお花畑が次々と現れる。ニッコウキスゲ、クルマユリ、タカネマツムシソウ…。高山植物にも満足をして室堂から3㎞地点の岩に登って景観を楽しむ。登山道からは見えない千仞ヶ滝も望まれる。10時20分別当に止めていた車に到着、白峰に移動して食事と入浴予定。食事はおいしくいただけたが温泉が13時からとなっている。開くのを待っていたらキャンプ場に着くのが遅くなってしまう。これがケチの付き始めだった。瀬女から白山スーパー林道に向かおうとしたらスーパー林道通行止めの甲板が目に入る。近くの方に確認をすると間違いないようだ。ほかの道がないかを尋ねるとないとの返事。道の駅に行き入ってきた方やライダーに尋ねるが金沢を経由するしかないようだ。到底17時までにキャンプ場にはつかない。キャンプ場に連絡、状況を説明してキャンセルしてもらう。次はどこに泊まるかの検討。瀬女の道の駅には資料が何もない。先へ進み道の駅しらやまさんに立ち寄る。木曽郡の宿泊情報を入手して何か所も連絡を取り、一軒のペンションでOKが出る。金沢西から高速に乗り飛騨清見へ。一般道で高山を経由して飛騨開田高原のペンション『旅の宿 のらくろ』へ。


16時50分、『旅の宿 のらくろ』到着。4人用の洋間に荷物を置いてすぐに入浴、2日分の汗を流してすっきりする。夕食は18時30分から。白山室堂の食事に比べなくても豪華。お酒も大変おいしかった。

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