行者谷~英彦山(英彦山に遊ぶ 令和3年 No.4 月例山行)
- 仲谷
- 2021年11月5日
- 読了時間: 2分
C L Y・T S L M・K
メンバー 会員 8名
コ ー ス 福太郎駐車場 - 玉屋神社登山口 - 玉屋神社 - 玉屋見口 - 行者谷 - 行者の滝 -
正面登山道 - 行者堂 - 英彦山中岳 - 英彦山南岳 - 材木石 - 鬼杉 - 鬼杉登山口
- 福太郎駐車場

今回の英彦山の紅葉観賞、ちょっと代わったコース採りをリーダーが計画していた。玉屋神社裏から玉屋見口へ抜け、梵字岩入口先から行者谷を登る。行者の滝と紅葉を堪能してから正面登山道に出て中岳から南岳へ。南岳下りからの景観を楽しみ鬼杉へ、というコースだった。

準備運動を済ませた8時45分、大南林道から玉屋神社へ。取り付け道路は大水にえぐり取られている。見上げた崖の途中に大きなスズメバチの巣。蜂のいないこの時期で良かった。玉屋神社の上へ登り、杉林の尾根に入って岩場をトラバースしたりして玉屋見口へ。梵字岩入口を通り過ぎて行者谷へ。大きな岩のごろごろとした斜面を奥へ奥へとと進む。谷が二股になった右奥に行者の滝が見られる。残念ながら水の流れは見られなかった。紅葉は赤も黄も色鮮やかで大変素晴らしい。英彦山でこんなに素晴らしい紅葉を見たのは初めてではないだろうか。ひとしきり紅葉を楽しんだ後、左手の尾根を突き上げるが岩壁に遮られて登山道に出られない。尾根を少し下り再度に突き進むと正面登山道に出た。



行者堂で小休止、中岳へ。山頂広場は大勢の登山者が集っていた。田川カタツムリの会の方々がトイレの維持清掃活動をされていた。いつもお疲れ様です。南岳で昼食の後に下山。山頂すぐの鎖場で3歳くらいの女児と2歳くらいの男児を連れた夫婦が苦戦している。大変な時間をかけて女児はなんとか鎖場を下りきった。(母親もかなりのへっぴり腰)男児は父親が抱いて下っているが大苦戦。なんとか下りきって『レベルが高い』等々言っていたが、端から見ると無謀そのもの。もし男児が動いたら…。もし手を滑らせたら…。母親はあまり山に登っていない様子だったが、もし父親がけがをして動けなくなったら…。父親は背負子を担いでいたのだから、安全を第一に考えて、せめて男児は背負子で背負って下りてほしい、と思った。

崩壊跡の展望台で中岳から南岳の紅葉を楽しんで鬼杉へ。材木石あたりからの石段も、歩きやすかった昔の面影はほとんど残っていない。崩落した石段を右に左にかわしながら下っていき鬼杉で一休み。鹿よけネットの間から大南林道へ出て20分~30分で福太郎駐車場へ帰り着く。経読岳に引き続き、今回もかなりハードな山行だった。
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