英彦山 四王寺の滝(英彦山に遊ぶ 令和3年 No.1)
- 仲谷
- 2021年2月20日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年11月19日


2月17~18日、待ちに待った寒波がやって来ました。令和3年の“初”英彦山は四王寺の滝の氷瀑を楽しもうと2月19日に行ってきました。今シーズン初のチェーンを、彦山駅前でつけて別所へ向かいました。上り坂の途中で数台の車がチェーンをとりつけている最中だったり、スリップして道路を塞ぎかけて停めていたりしていました。平日なのですが、別所の駐車場には20台ほどの車が駐まっていました。アイゼンを履いて、結構に積もった真っ白な雪の中を宝弊殿に向かいましたが、狛犬も石灯籠もしっかりと雪を纏っていました。


四王寺の滝への岩場では60~70歳代とおぼしき7名の男女が、上の段に足をかけたままで動けなくなったり、何度も滑り落ちていたりと悪戦苦闘していて追い越すことができず、先へ進めないような状態でした。今回の四王寺の滝は期待通りの氷瀑となっていました。沢山のつららと周囲の樹氷と上空の青空・・・。やっぱり良いものですね。右へ左へ移動しながらしばらくの間眺めていました。


四王寺の滝を存分に楽しんだ後は南岳へ向かいました。ロープにすがったり木の幹に頼ったりして急登を登り、樹氷のトンネルを抜けて南岳に着きました。南岳山頂は20~30㎝ほどの積雪でした。空気が澄んでいるのでしょうか、遠くに八方ヶ岳が望まれました。真っ青な空に映える樹氷や遠望を楽しんでから中岳に進みました。


英彦山神社上宮の中は、隙間から雪が吹き込んだ為なのか、扉が開けっ放しになっていたのかわかりませんが、白く凍てついてしまって寒々としていました。山頂広場でのコーヒータイムで、南岳から一緒に歩いてきた、春日から来た女性がWの滝を聞いてきました。Wの滝という名前は知らなかったけれど、だいたいの場所がわかったので一緒に行きました。規模は小さいけれども二段、三段に氷瀑ができていました。あと一つ、行者の滝も聞かれましたが取りつき場所がわからずに下山しました。
真っ青に晴れ上がった素晴らしい天気。風もなく、暑くも寒くもない最高の登山日和の一日。期待通りの氷瀑を眺め、雪と樹氷を存分に楽しむことができました。今年も英彦山でしっかりと遊ばせてもらうぞ!!

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