猟師岳~合頭山(小さい秋を求めて)
- 仲谷
- 2024年10月8日
- 読了時間: 2分
更新日:4月15日

登山日 2024年(令和6年)10月6日(日) 晴のち曇
メンバー CL G 他 会員7名 / 合計8名
コース 九重森林公園スキー場…猟師岳…猟師岳南峰…合頭山…九重森林公園スキー場

北九州を出る頃は小雨がぱらついていて天候を心配していたが、九重森林公園スキー場は青空になっていた。スキー場ではリフトの試運転や人工降雪のテストが行われていた。
各々が軽く準備体操をして9時にスキー場の斜面を登っていく。登山口から石楠花の谷へ進むと登山道の両側に石楠花の木が沢山現われる。気温が高いせいだろうか花芽が見られない。さらに登って木立が低くなるとミヤマキリシマの木々が見られる。その中に3~4分咲きの木もあった。ピンクの花のその周りはススキの穂が飾ってくれている。10時、猟師岳(1423.2m)到着。数株のヤマラッキョウが咲いている。
一息入れて南峰に向かう。合頭山分岐からススキの原のアップダウン。10時25分、南峰に到着。眼下には瀬の本高原が見られる。視線をあげると阿蘇方面も九重連山も厚い雲に覆われて山並は見えない。九重方面からはかなりの早さで雲が流れてきている。天気が良ければ景観を楽しめそうだが先を急いで分岐まで引き返す。分岐から先は秋リンドウやヤマラッキョウ、アキノキリンソウなどが足下を彩ってくれる。アセビの林はつぼみが満載で春の白い花のトンネルが目に浮かぶ。

ひと登りをして11時30分、合頭山(1384m)到着。ちょっと早めの昼食をとって下山。スキー場の駐車場に下りたところ、“写真展をしているので見ていかないか”と声をかけられた、とSさんが言う。靴を履き替えてスキー場のセンターハウスに入る。九重や耶馬溪などの鮮やかな写真が展示されている。写真家さん?がいらっしゃったが口数の少ない方だった。自由に見せるだけで、こちらが問いかけないと写真の説明もしない。13時25分、スキー場を後にして筋湯温泉へ。打たせ湯で汗を流して北九州へ帰った。今回の目標だった「小さい秋」はススキに始まりアキノキリンソウやヤマラッキョウ、アキリンドウと楽しませてもらった。おまけに季節外れのミヤマキリシマのピンクの花までも楽しめた。
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