滝の観音寺から戸ノ上山(月例山行)
- 仲谷
- 2月13日
- 読了時間: 3分
登山日 2025年2月11日(火・祝)晴れ
参加者 CL 古賀(真) SL 仲谷 その他 会員6名 / 合計 8名
コース 大里公園 9:25 … 滝の観音寺 9:50~9:55 … 戸ノ上山 11:40~11:55 …
大台ヶ原 12:20~13:05 桃山登山口 13:45 … 大里公園 14:00

久しぶりに青空が広がり風もない最高の登山日よりになった。集合場所の大里公園第2駐車場はグーグルマップにも表示されていないらしく、口々に探すのに大変苦労をしたと言われる。計画よりは少し遅くなったが9時25分に駐車場から歩き始める。大里公園外れの展望台の前から高圧線の鉄塔へ。細川候の歌石観音の横を通り滝の観音の石碑前へ。ここから長い階段を登り滝の観音寺に到着。

滝には水が流れていないが空気は冷たい。鐘楼横の稲荷社横から杉林に入っていく。足下は枯れ葉に隠れたゴロタ石で歩きにくい。倒木を乗り越えたりくぐったりしながら登っていく。戸ノ上神社の小さな鳥居をくぐると大きな石が不規則に重なっている。右へ左へと歩きやすいところを選んで進んでいく。次第に雪道となってくる。

滑らないように注意を払いながら進む。かなり太い木が登山道を遮るように倒れている。その木に沢山のキクラゲがついているのでみんなに伝える。根こそぎまでは採っていないが、それぞれにかなりの収穫があったもよう。少し進んだ先の岩壁はツララや氷に覆われている。思いがけない景観が次々と現われる。

山頂直下の急登は雪と赤土でづるづる滑る。張られているロープと立木にすがって山頂へ。山頂ベンチには家族連れが昼食中。もう一つのベンチには若い男性二人連れが休憩している。二人の足下に目をやるとスポーツシューズ。滑らなければいいのだが…。山頂の気温は5°と割合暖かい。全員が揃ったところで上宮に参拝。避難小屋に入って気温を確認すると小屋の中は2°。日陰は気温が上がらない。ベンチのテーブルには雪が積ったままなので大台ヶ原へ向かう。慎重なNさんはアイゼンを装着している。樹林帯の下の道は雪が踏み固められて滑りやすい。Nさんの選択が正解のようだ。大台ヶ原には雪は見られない。大台ヶ原の4つあるベンチはうまい具合に2つがあいていた。昼食の準備をしていると、風が少し出てきて肌寒くなりウインドブレーカーを羽織る。関門海峡の海は見事なブルー。天気は素晴らしいが遠望は今一。若松三座は望めるが、由布鶴見はもとより宗像四つ塚や英彦山連峰などは、霞んでいてうっすらと見えるだけ。日なたを堪能して下りにかかる。

登山道は雪解けでじゅくじゅく。ぬかるみを避けながら下っていく。当初計画では『おにぎり山』に登るようになっていたが、おにぎり山へは急登の上に濡れた枯れ葉が積もっていると思われるのでパスして下った。13時45分、全員何事もなく(一人の転倒があった?)桃山登山口に下り立つ。桃山台から戸ノ上山の全景を確認、高速道路の陸橋を渡って7名と分かれ帰路についた。
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