暑かったよ~! 今年の久住中岳(雪山 月例山行)
- 仲谷
- 2022年1月11日
- 読了時間: 3分
登 山 日 2022年1月9日(日) 快晴
メンバー チーフリーダー T・N サブリーダー K・I 会員 11名 / 総員 13名
コ ー ス 牧ノ戸峠~久住分れ~御池~中岳~天狗ガ城~久住分れ~牧ノ戸峠

牧ノ戸峠には9時頃到着。駐車場には沢山の車が停まっていた。駐車場を奥の方まで進むと数台分のスペースが空いていた。空は雲一つない青空。駐車場には雪は全くなくアイゼンが必要かどうか登山口まで確認に行った。登山口からのコンクリート道は、しっかりと雪が踏み固められて凍っているようだった。各自アイゼンとスパッツを装着するが、気温が高いのだろうかその間に汗がにじみ出す。上着を脱いで9時30分に登山口から入山。前を歩いている若い数名の男女、スニーカーでアイゼンもチェーンも付けずに坂を登ろうとしている。登りはなんとかなるだろうが、帰りは滑って大変だろうなと人ごとながら気になる。展望台までの登りでかなりの汗をかく。オーバーズボンをここで脱ぐ。フリースのシャツも脱ぎたいがその下は下着だけなので脱ぐことが出来ない。展望台の正面には雪をかぶっていない由布岳が大きく近く見える。存在感があるなあ。さらに坂を登っていくと右手に優雅な涅槃姿の阿蘇五岳がはっきりと見える。その左手遠方には祖母傾連山の姿も望まれる。風もなく、日差しも強いので汗びっしょりになるが展望はすばらしい。沓掛山を過ぎると雪の溶けている場所が多くなってくる。帰りには田圃状態にぬかるんでいるだろうと思われる。以前からいつ通ってもぬかるんでいた、扇が鼻分れのだいぶ手前の下りは今年もしっかりとぬかるんでいた。久住分れには11時30分に着く。昼食には少し早いので久住山と天狗ガ城の中間の小ピークに登り平地で昼食。風もほとんどないので穏やかなランチタイムがとれた。昼食の後、空池の横を登っていき御池に向かう。この暖かさで氷は溶けているのではないかと心配していたが、目の前の御池は真っ白だった。全面が氷結してそれを雪が完全に覆い隠している。池の周りには雪が全然ないので白さが余計に際立っていた。記念の写真を撮って中岳と天狗ガ城の鞍部へ。CLとY氏とNは鞍部で休憩。あとの11名は中岳へ登っていく。ロートル3人でゆっくりとひなたぼっこを楽しむ。中岳、天狗ガ城、久住山それぞれの山には人の姿が見られる。みんな、最高の登山日和で良かったよね。13時頃に11名が戻ってくる。全員揃って天狗ガ城へ登る。山頂から真下の御池を眺める。かなりの人たちが遊んでいる。中にはプラスチックボードで滑っているグループも見られた。


下山道は心配していたとおりのぬかるみがあちらこちらに出来ていた。ドロドロのぬかるみを沢山の人が歩いて混ぜ返して田圃状態になっている。出来るだけぬかるみの少ない場所を探しながら進んでゆく。登山道にも周りにも雪はほとんど残っていない。しかし牧ノ戸峠へのコンクリート道は踏み固められた雪が溶けずに凍ってアイスバーンとなっていた。アイゼンが気持ちよく利く。快調に歩いて15時20分に牧ノ戸峠に帰り着いた。


雪の少ない冬山登山になってしまったが、雲一つない最高の天気に恵まれ、四囲の展望もしっかり楽しめた。今回の目的の一つの御池の氷結は完全なものだった。登山中はほぼ無風で日差しがかけることもなくて暑く、しっかりと汗をかいてしまった。メンバーの中にはアイゼンの引っかけ、転倒はあったようだったが、全員けがもなく無事に山行を終えることが出来た。
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