宝満山系…公共交通利用(月例山行)
- 仲谷
- 2024年12月25日
- 読了時間: 4分
登 山 日 2024年(令和6年)12月22日(日)
C L 信国 参加者 牧野・田中・仲谷 / 合計 4名
予定コース 門司 5:46 … 二日市 8:06 … 西鉄二日市 8:17 … 西鉄太宰府駅 8:25
ー〈コミュニティバス〉… 竈門神社 8:41 ー ウサギ道 ー 九州自然歩道 ー
宝満山 12:00 ー 行者道~烏追峠 14:30 ー 竈門神社 16:00 … 〈コミュニティバス〉… 西鉄太宰府駅 … 西鉄二日市 …JR二日市 … 門司
当日コース 門司 5:46 … 二日市 8:06 … 西鉄紫 8:26 … 西鉄太宰府駅 8:45 ー
太宰府天満宮 ー 竈門神社 9:35 ー ウサギ道分岐 10:20 ー 宇美新道分岐
11:30 ー 仏頂山山頂 869m (昼食) 12:30~12:55 ー ウサギ道 ー
有智山城跡 ー 竈門神社 15:40~16:00 … 〈コミュニティバス〉…
太宰府駅 16:15~16:35 … 博多バスターミナル … JR博多 17:50 …
小倉 18:59 … 門司 19:15 ー 20:15 帰着


今日は今年一番の冷え込みだそうで風も冷たくて寒い。今シーズン初めてニットの帽子をかぶり冬用の下着上下を着込んで家を出る。早朝5時ということでバスは始発前。歩いて門司駅に向かう。車も少なく歩いている人はいない。ジョギングをしている人に一人だけすれ違う。門司駅に着き、切符の自販機で二日市駅までの切符を買おうと5,000円札を入れ、所定の料金ボタンを押すと「販売中止、職員が来るのを待つように」との表示が出る。少し待つと職員が来たので状況を説明。職員は機械の裏に引っ込み10分前後で切符と釣り銭を持って現われた。列車時刻の30分前に着いたのに列車到着まで4~5分となってしまった。列車には間に合ったのだが今日は何だかなあ~、という出だしだった。黒崎を過ぎて車内で全員が揃い二日市へ。JR二日市から西鉄二日市へのバスに乗る予定だったが4人が揃わずに目の前でバスが出てしまう。仕方なく歩いて西鉄紫駅へ。二日市で乗り換え太宰府駅に予定より20分遅れて到着、8時26分発のコミュニティバスはすでに出てしまっていた。次のバスは40分程度後だということで歩いて竈門神社を目指す。天満宮参道沿いの店は数店が開いている。太鼓橋を渡るとかなりの観光客がいるが、聞こえてくるのは外国語ばかり。インバウンドのおかげだろう、この地も上高地や高山と同じように日本人よりも他国の人が多いように見える。仮の本殿では祈祷が行われていた。改修中の本殿の横を通り梅林、トンネルを抜けて舗装道路を竈門神社へ。竈門神社で登山の無事を祈念してゆっくり登っていく。若者のグループや単独登山者などに追い抜かれながら進み、ウサギ道の標識から右折。それまでの喧噪とは打って変わって静かな山行となる。

登山道の脇にはピザ&コーヒーの洒落た甲板が次々に現われる。こんな山の中に本当にあるのだろうか。商売になるのだろうか、等と話しながら進んで行くと舗装路に出会う。朝食やランチなどのメニューの甲板が立てられている。時間が許せば立ち寄るのもいいのかな。再び登山道に入り、小さな沢を渡ってしばらく進むと宇美新道コース、難所が滝方面の分岐を過ぎる。更に進んで行くと登山道には雪が見られ出す。登るにつれて雪の量は多くなる。今年初めての雪道にみんなの声は弾む。

12時30分、標高869mの仏頂山山頂着。風は冷たく寒いので日の当たる場所を探して昼食。食事を取り始めるやいなや、頭上でカラスが鳴き始める。最初は静かに穏やかに「えさをください」と訴えるように鳴いていたが、途中からはいかにも「えさをくれんか!」とでも言っているように激しい鳴き声に変わる。昼食を終えて、時間オーバーなので予定変更しようとリーダーからの指示。宝満山に行かずに竈門神社へ引き返す事になる。急坂の下りは嫌らしいが仕方ない。滑らないように注意をしながら下りる。有栖山城跡の標識から右折、二重掘の跡などを見て竈門神社へ帰着。20分弱でコミュニティバスが来る。バスは登山者、観光客などで乗降ステップまで満員状態。行きは歩いて50分くらいだったがバスなら20分程度で太宰府駅に着いた。リーダーから「二日市まで行かずにバスで博多駅まで行こう」との提案があり、バス待ちの長い列に並ぶ。この行列の人も大半は東洋系外国人だった。何しろ並んでいる人が多すぎて2台のバスを見送ることになる。並んで30~40分経過して、やっと3台目のバスに乗ることができた。都市高速から空港を経由して博多駅バスセンターへ。JRのホームに上がると門司港行き快速は出たばかり。20分あまり待って小倉行き快速電車に乗車。小倉で乗り換えもスムーズに行かなくて20分余り待つ。かなり疲れたのでバスで帰ろうとバス停に行くと日曜時刻表には1分後、6分後、10分後と次々に来るようになっている。冷たい風の中を20分待っても来ない。いつまで待ってもきりがないと、歩いて家へと向かう。18時過ぎには帰宅するだろうと思っていたが、なんと20時を過ぎてしまった。今日は朝一番から最後の最後まで、乗り物で何だかな~、何だかな~の連続の一日だった。
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