今日の戸ノ上山
- 仲谷
- 2021年4月7日
- 読了時間: 1分
更新日:2021年4月12日

暑くもなく寒くもなく、山歩きには最高の季節が巡ってきました。つい先日まで忙しく飛び交っていたメジロは、暖かかさが増してきて数が減ってきました。ウグイスは右の林や左の林から、遠くの方で、すぐそばで素晴らしい歌声を聞かせてくれています。ヒヨドリも木々を飛び交っています。大台ヶ原では沢山のヒバリが遊んでいます。山桜も淡いピンクや白い色で目を楽しませてくれましたが終わりが近づいています。今年は当たり年だったのでしょう、見事に咲き誇っていた藪椿も、枝で咲いている花は少なくなって登山路を赤く染めています。足下のゼンマイは伸びきってしまいましたが、入れ替わりにワラビが顔を出してきました。大きさも色も様々のスミレや濃い紫のキジムシロなども目にはいってきます。少し目を上げると、木イチゴの白い花が咲いていますが早くも散り始めています。ムベの白い花、アケビの薄紫の花、そしてシキミの白い花までもが咲いています。グミも赤い実が鈴なり状態です。まるで春を飛び越して初夏を迎えたかのようです。大山など、各地の雪も溶け出しているそうです。カタクリ、ミヤマキリシマ、シャクナゲ、そのほか高山植物も今年は早く盛りを迎えるのかもしれません。




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