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久住 黒岳 ~ 紅葉鑑賞

  • 仲谷
  • 2020年10月26日
  • 読了時間: 3分

更新日:2020年10月27日

期  日 令和2年10月25日(日)

メンバー CL  Y・T   SL  H・Y  会員 6名  / 合計 8名

コ ー ス  男池駐車場 - ソババッケ - 風穴 - 今水方向へ10分(大崩壊地)  往復

夜明け前は大変冷え込みました。6時10分少し前に男3人で八幡駅前を出発しました。雲一つない快晴の空のもと、蒲生から朽網、行橋とまぶしい朝日に向かって進んで、道の駅おこしかけで女性陣4名と合流しました。7時30分におこしかけを後にして深耶馬渓、玖珠と一般道を進んで9時15分に男池駐車場に到着、リーダーのY・T 氏と合流しました。

各々が清掃協力金の100円を納めて9時30分、男池園地へと入っていきました。進むにつれて私の知っている黒岳の登山道とは全然違っていました。登山路横は大きくえぐれています。登山路の足元は赤や黒、白などの岩がゴロゴロしていて大変歩きにくくなっていました。かくし水では入り口の牛止めの柵が岩に倒されてなくなっていました。おいしい水が湧いていた、かくし水は昔日の面影が全然なくなっていました。かくし水から先も記憶に残っている登山道とは全く違って、左手の斜面を登って進むように変わっていました。砂礫だったソババッケには泥がひび割れるほども堆積していました。ヤブレガサの群生地で樹木は全然なかったというソババッケを知っている者は少なくなっているのでしょうね。

ソババッケからさらに進むと左手の沢筋がかなりの大きさで崩落していました。歩きにくい岩を渡り歩いて11時50分に風穴到着、10名前後の方が休憩していました。我々も昼食をとることにしましたが、リーダーとS さんに数匹のキイロスズメバチがまとわり付いてきました。追い払っても追い払っても二人の周りにすぐに戻ってきます。体の周りを飛び回ったり手に停まったりします。挙句の果てに一匹のハチがS さんのザックの中に入り込み、昼食(パン)を入れている袋の中に入ってしまいました。袋からハチを逃がしてやり、なんとかハチ騒動が収まってから、高塚山に登るか天狗岩に登るか、それとも7月の集中豪雨で大崩壊した大船山の斜面を見に行くかを話し合いました。紅葉は十分に堪能したので今回は崩壊の様子を見に行こうとなりました。風穴から岳麓寺方向へ10分ほど進むと、大船山側から大量の瓦礫が流れているのに出会いました。リーダーによると、法華院から鉾立峠の間には同程度の崩壊が2か所あるとのことです。以前ここを歩いた時には木立の中でしたが、大崩落が樹林帯を押し倒したので天狗岩の全貌が望まれました。想定外のラッキーなできごとでした。横幅10m以上の崩壊の様子を確認し、天狗岩の景観を楽しんで、12時50分には崩落地を後にしました。13時05分風穴、14時ソババッケ、15時男池湧水と進み、15時30分男池駐車場に帰り着いて『黒岳には登らなかった紅葉鑑賞登山』を無事に終えました。

八幡への帰路は15時50分に男池駐車場を出て往路と同様に一般道を進みました。目立った混雑もなかったのでスムーズに進んで18時58分には八幡駅に着きました。

黒岳にはずいぶん登っていたつもりでしたが登山路が記憶と全然違ってしまっていました。前回はいつ登ったかを帰って調べてみたところ、実に13年前の2007年でした。この13年の間には数回の豪雨が襲い、地震もありました。どこの山でも同じですが山も変わっていっています。登ったことがある、知っていると思わずに、地図と磁石、GPSを携行する、という基本を忘れないようにしたいですね。

『山は逃げないとはよく言われるが、登れるチャンスがあるならば登っておいたほうが良い。登るチャンスの巡ってきたその山はいつ入山禁止になるかわからない。また、登ろうと思っても天候に邪魔される、体調が思わしくない、体力に不安がでてくる etc…。登れるときに登っておかなければ。登るのは今でしょう❢』

 
 
 

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