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三本杭・高月山(月例山行)

  • 仲谷
  • 5月17日
  • 読了時間: 4分

テーマ 自然林と渓谷美を楽しむ

登山日 2026年5月12日(火)~14日(木)

参加者 CL 仲谷 メンバー 重軒 五嶋 石田 小林 田本 牧野 山元 田中 / 合計 9名

コース 5/12 移動日 … 北九州 ー 佐賀関港 〈フェリー〉 三崎港 ー 宇和島(ホテル泊)

    5/13 滑床万年橋 7:00 - 8:15千畳敷 8:20 - 9:25 奥千畳敷 9:35 - 11:05

        熊のコル 11:15 - 11:55 三本杭 (昼食) 12:30 - 13:35 御祝山 13:45 -

        14:55 林道出合 - 15:30 三本杭登山口

    5/14 鹿のコル 6:55 - 7:20 梅ヶ成峠 - 8:00 肩のコル - 8:45 高月山 9:10 -         9:40 肩のコル - 9:55 四等三角点 10:00 - 10:20 梅ヶ成峠 -

        10:50 鹿のコル

従来、四国の山に向かうには、小倉松山フェリー利用やしまなみ海道、瀬戸大橋を経由するのがメインだった。小倉松山フェリーは廃業になったし、陸路は運転が大変。別府松山フェリーと呉松山フェリーは便数が少なく料金も高い。そこで今回は往復とも佐賀関三崎フェリーを利用してみた。佐賀関三崎フェリーの船体はこぢんまりとして清潔。運転音も小さく船体の揺れもほとんど感じなかった。わずか1時間あまりの船旅だったが快適だった。

12日は10時出港のフェリーに乗れたので時間に余裕が出来てゆっくりと佐田岬を巡り、昼食にはしらす丼を味わえた。宇和島に入って宇和島城から宇和島市内や周りの山々を望むことができた。夜には宇和島名物の鯛飯を堪能できた。

13日 宇和島を6時出発。45分弱で滑床渓谷駐車場に到着。かすかな記憶では、この駐車場で車の周囲に猿の軍団が出てきてビビっていたと思う。幸い今回は静かなもので猿の姿は見えない。素晴らしい青空の下、辺り一面の新緑が目に優しい。沢の音が響き沢山の小鳥のさえずりも心を躍らせる。万年橋を渡って沢沿いの石畳の遊歩道を進んで行く。辺りの岩にも木々にもビッシリと緑のこけが覆っている。出合滝、百岩と進んでいるとアカショウビンやカジカの特徴の有る鳴き声も聞こえてくる。千畳敷で思い思いに記念写真を撮って先へ進むと登山道が崩壊している。木を乗り越えたり潜ったり、崖をよじ登ったりと手こずる。数箇所の崩壊しているところを進むが、崖の岩はこけに覆われていてよく滑る。ロープや木の根などに助けられて進み、一息ついている所に二人組の女性が追いつき、追い越していく。やっぱり若いって良いな~。動きが軽いなあ~。俺にもあんな頃があった?はずだ!

熊のコルを過ぎると勾配が急になる。あえぎあえぎ一歩一歩登る。両側にはブナの大木。その林の中にオレンジ色のツツジの花が目につく。花も葉っぱもミツバツツジより一回りは大きい。オンツツジというそうだ。オンは雌雄の雌だそうだ。ツツジに気を紛らわせながら進んで頑丈な鹿よけの柵に着いた。柵の留め具を外して中に入るとすぐに次の柵、そして三つ目の柵と続いた。そこから樹林の中をひと登りで見晴らしの良い、1226mの三本杭山頂に到着。途中で追い越していった二人連れが食事中だった。我々も昼食にした。昼食後に山頂標識の前で記念撮影。ちょうど標識の後方には、明日登る予定の高月山のピラミダルな姿、その横には郭公岳が見える。その右手には四国脊梁が連なっている。二人の女性も交えて山座同定をする。女性が下っていって山頂は貸しきりとなった。山頂を満喫して御祝山に向かう。鹿よけ柵を開いてアセビの林に入っていく。少し進んで行くとブナやシャクナゲの林になった。ここのシャクナゲは背は高いものが多く、葉っぱも花も大振りで、かなり広範囲に咲いていた。最盛期は見事なものだろうと想像できたが、まだまだ十分に楽しめた。御祝山の山頂まではそこそこの傾斜だったが下りはかなりの急勾配だった。よく滑る落ち葉に気を付けながら下っていって1時間余りで林道に出会った。林道を黙々と歩き、沢音が聞こえだしたらすぐに三本杭の登山口に帰着、ビジターセンターで休ませていただいて1日目を終えた。

14日 6時に宇和島を出て、昨日よりも狭くて曲がりくねった林道を上っていく。35分ほどで、かなり広い鹿のコルの駐車場に到着。ここにはトイレとベンチもあった。6時55分に駐車場所から少し引き返し、林道の柵を乗り越えて緩やかに下っていく。すぐに梅ヶ成峠への取り付きに着く。斜面を5分ほど登ると梅ヶ成峠についた。峠を右に折れて緩やかに進んで行き、1026mピークを巻く道を過ぎる頃からシャクナゲの群生が現われる。登山道の両サイドは行けども行けどもシャクナゲと所々にオンツツジの連続。九州では有名な犬ガ岳のシャクナゲ群生地は比べものにならないほどの大きな規模だった。肩のコルに近づくと林床一面にコバイケイソウが大群落を作っている。ここも花のシーズンは圧巻だろう。肩のコルから登り返すと小さな祠のある高月山山頂1229mに着いた。それほど広くはない山頂で写真を撮り早々に来た道を引き返す。コバイケイソウ、シャクナゲ、オンツツジに別れを告げながら10時50分、鹿のコル駐車場に下り立った。昨日の三本杭、そして今日の高月山と、それほど暑くもなく天候に恵まれた素晴らしい山行になった。


 
 
 

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