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笠ヶ岳-鷲羽岳-黒部五郎岳-三俣蓮華岳-双六岳(月例 鳳凰三山~白根三山 代替山行)

  • 仲谷
  • 2021年10月4日
  • 読了時間: 3分

更新日:2021年12月2日

期 日 2,021年9月26日(日)~10月1日(金)

コース 9月26日(日) 新穂高温泉 ~ わさび平小屋

    9月27日(月) わさび平小屋 ~ 笠新道 ~ 杓子平 ~ 笠ヶ岳山荘

    9月28日(火) 笠ヶ岳山荘 ~ 笠ヶ岳 ~ 笠ヶ岳山荘 ~ 秩父平 ~ 大ノマ乗越 ~       

           弓折乗越 ~ 双六小屋 ~ 三俣山荘

    9月29日(水) 三俣山荘 ~ 鷲羽岳 ~ 三俣山荘 ~ 黒部五郎小屋 ~ 黒部五郎岳 ~  

           黒部五郎小屋

    9月30日(木) 黒部五郎小屋 ~ 三俣蓮華岳 ~ 双六岳 ~ 双六小屋 ~ 弓折乗越 ~

           鏡平山荘

    10月 1日(金) 鏡平山荘 ~ 秩父沢出合 ~ わさび平小屋 ~ 新穂高温泉

◎ バスがかなり遅れて、新穂高温泉到着が17時近くになった。薄暗くなった緩やかな上  

  り坂をわさび平小屋へ急ぐ。

◎ 笠新道は想像通りの急登の連続。標高1,800m前後から二人組の大学生の男の子と抜き

  つ抜かれつして登っていく。稜線に出る頃にはお互いにバテ上がってしまい、そこから

  山荘までの遠いこと遠いこと…。

◎ 笠ヶ岳山荘宿泊時、消灯した20時過ぎから5~6回、かなり大きな地震を体感する。

◎ 笠ヶ岳山荘から三俣山荘間も少々遠かった。双六小屋までにしておけば気持ちに余裕が

  できたかも。

◎ 三俣山荘でのこと。82歳の男性が足が痛いが治療を、と山荘スタッフに申し出てリバ

  ーテープをもらっていた。薬師岳遭難対策隊の男性がちょうど居合わせていて状態を確

  認、靴が合っていないからすぐに下山をするようにアドバイスをしていた。82歳男性

  の返答『まだあと2日ほど歩く。途中でどうかなったらヘリコプターを呼ぶから』と言

  った。遭対の男性が『ヘリコプターはタクシーではない。そんなことで呼んで事故の対

  応が出来なくなり、人が亡くなったらどうする!!』と大変立腹して注意をする。その通

  りだと思う。登山者はそもそも自己責任で山を歩かなければいけない。装備はもちろん

  体調も全て自分で対処するのが基本。それでも遭難は起こる、と思う。  

◎ 6日間通して天気は申し分なく、北アルプスの山々はもちろん、乗鞍岳、御嶽山、白

  山、八ヶ岳、富士山と素晴らしい展望を楽しむことができた。

◎ 2日目朝から全く食欲がなく、固形物がのどを通らない。山中での食事14食中、かろう

  じて3食だけ味噌汁で流し込むことができた。その他の朝夕食は食べないとバテると食

  卓に着くが全く食べられない。お茶を飲むのが精一杯だった。 

◎ 食事をしなければ、と思っても出来ない辛さを数十年ぶりに味わった。ほとんど食事を

  とれなかった今回は、ウイダーインとチョコレート、ポカリスエットのおかげでなんと

  か歩き通せたのだと思う。

◎ 5日目になっていくらか体調が戻って景観を楽しむ余裕が出てくる。薬師岳、その奥に

  は立山、剱、大日。右手は大天井岳から燕岳。モミ沢には紅葉…。やっぱり登山は楽し

  くなくっちゃ!! 

◎ テントサイトはどこも盛況だった。若い女性のソロテント泊者が大変多い。テントは若

  者、小屋は中高年以上の様相。

◎ 下山後、立ち寄り湯を新穂高温泉で探すが、全ての施設がコロナのために立ち寄り湯を

  休止していた。バスで平湯温泉まで行って『平湯の森』で入浴した。

★ 《年寄りの冷や水》~と言われないように、おのれの年齢と体力、体調をよく考えて、

  余裕を持ったコースタイム設定をしなければ…。反省。



 
 
 

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