基山~天拝山(月例山行)
- 仲谷
- 4月21日
- 読了時間: 3分
登山日 2025年(令和7年)4月20日(日) 曇り一時雨
参加者 CL 重軒 SL 石田 他会員 4名 / 合計 6名
コース JR原田駅 ー 基山登山口 ー 東北門跡 ー 基山 ー 天拝湖 ー 兎ヶ原林道 ー 天拝山
ー 天拝公園 ー JR二日市駅

空はどんよりと曇っていて蒸し暑い。JR千早駅あたりから線路沿線が雨で濡れている。今日は久しぶりの、雨の山登りかもしれないな、と覚悟をする。乗り換えの南福岡駅に8時26分に到着。乗り換えのホームに行くと4名が待っていた。久留米行きの電車に乗り換え原田駅へ。駅舎に行って駅名の読みが『はるだ』と知りびっくり。駅前でTさんと合流して6名での登山がスタート。林道から登山口に入ってすぐの所にお滝の行場があった。小さな滝と不動明王像、そして廃屋と社。

檜林に入ったあたりから小雨になる。合羽を着るほどでもないと傘を差して進んで行く。東北門跡から史跡コースを進み、沢山の礎石を見て11時過ぎに基山に登り着く。雨はやんだがガスっていて遠望はもちろんのこと、数㍍しか視界が利かない。展望台に向かっていると柵に囲われたオキナグサの群生に出会う。雫を纏った白髪や花を楽しむ。拝礼岩で拝礼中の女性が二人。その横をすり抜けて天智天皇碑ヘと下る。スミレや梨の花、八重桜等を愛で、ワラビを摘んで草スキー場から林道を分けて集落へ。

ソフトボール場やゴルフ場の横を通って天拝山湖へ。途中で三カ所ほど春の味覚を頂く御仁が三人ほど・・・。お疲れ様でーす。総合運動公園駐車場のベンチで昼食を済ませて兎ヶ原林道から尾根道を上るとベンチが設置されていた。そこからが大変!途中の奥天拝(296m)を挟んで大きなアップダウンの続く。誰かが口にした『侮ることなかれ低山』そのものだった。やっとのことで天拝山社、天拝岩、天神様頂上の歌碑などのある天拝山山頂に着いた。下りは良く整備された『天神様の径』と記されている広い階段を下る。しばらくは段差の大きな階段で歩きにくい。途中からは歩きやすい段差になった。この階段は全部で436段だそうだ。天神様の径の道中には菅原道真公の歌碑が沢山建てられている。沢山の家族連れや小学生だろう女の子二人連れなどとすれ違う。筑紫野市のハイキングコースにもなっていると思う。また途中の三カ所で猫が姿を見せる。このコースは猫が多いことでも有名らしい。

ほぼ下りきったところにシャクナゲの花が咲いているのが目にとまる。看板にはシャクナゲ谷の表示がある。寄り道をして、しばらくシャクナゲの花を眺める。引き返して荒穂神社の鳥居をくぐって武蔵寺へむかう。お寺は藤まつりの最中で大変な賑わいだった。残念ながら藤の花はまだまだで3~4分くらいの咲き。天拝公園では藤まつり関連の出店やイベント用の舞台などのテントがあふれていた。公園に続く道路では、交通整理の警備員が路地ごとに立っている。公園で一息入れる予定だったが、残念ながら休まずに二日市駅に行き『侮ることなかれ低山』が終了した。
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